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わんちゃんの健康を第一に考えた

トリミングサロン『ドッグエステhana』を

営んでおります、坂口です。

 

 

 

 

『犬の三大死因』と言われる腎臓病。

「腎臓病」は具体的な病名ではなく

何らかの原因で腎臓が正常に働かなくなった

状態の総称です。

今回は、その腎臓病のひとつ

「急性腎障害」についてご説明します。

 

 

【急性腎障害】とは

予兆もなく発症し、短時間で腎臓の働きが

低下してしまう病気です。

急激に状態が悪化するため

対応が遅れると

発症してから3日ともたない場合や

一命を取りとめたとしても、予後が悪く

慢性の腎不全になってしまう

ケースもあります。

 

 

【原因】

大きく3つに分類されます。

①血液循環のトラブル

②腎臓自体のダメージ

③尿の排出トラブル

それぞれ対処法が異なるため

飼い主まが早く症状に気付き

適切な治療を行う事が求められます。

 

 

 

【症状】

急性腎障害になった時に

ほぼ共通するとされている症状が

・おしっこの量が減った

・おしっこが出ていない

・食欲がなくなった

・急に元気がなくなった

・嘔吐             などです。

このような症状が見られる時には

すぐに獣医師に診てもらいましょう。

 

 

 

【予防方法】

《5才以降の定期的な血液検査・尿検査》

シニア犬になると、わんちゃんは

腎臓病にかかりやすくなると言われています。

そのため7才以上のシニア犬はもちろん

5才を過ぎたら年に1回は

健康診断を受けるようにしましょう。

 

 

《常に十分な水分を取らせる》

わんちゃんは脱水状態になると

糸球体がダメージを受け

腎機能が衰える原因になります。

常に新鮮な飲み水を用意しておくのはもちろん

食事にも工夫をして水分摂取を心掛けましょう。

 

ドライフードは水分が少ないので

ウェットフードを取り入れたり

わんちゃん用スープを与えるのも

ひとつの手です。

 

《おしっこや排尿時のチェック》

トイレシーツでおしっこをする場合やお散歩中

おしっこの回数をチェックしましょう。

また、痛そうにおしっこをしていないかなど

排尿時の様子もチェックして下さい。

 

 

わんちゃんの腎臓病は、命に関わる病気です。

気になる症状が見られる場合は

すぐに獣医師に相談しましょう。

 

 

hanaは『わんちゃんが健康で

飼い主さまと少しでも長く幸せに過ごせる事』を

願っております。